AAPINA’s 14th Annual National Conference

AAPINA’s 14th Annual National Conference

2017年3月24から26日にかけてアメリカのハワイで開催されたAsian American / Pacific Islander Nurses Assosiation’s 14th Annual National Conferenceに参加しました。
 会場の様子

【学会の概要】
Asian American/Pacific Islander Nurses Association(AAPINA)は、世界中のアジア系アメリカ人太平洋諸島(AAPI)の看護師によって組織された学会です。主な目的は①研究、実践、教育を通して世界中のAAPI看護師および看護学生を支援する、②ネットワークと共同パートナーシップの支援と促進、③個人や地域への活動を通して健康政策への提言を行う、となっています。

【参加者】
主催者発表で166人の参加がありました。参加国は日本(約50人)、米国(約70人)、韓国(1人)、タイ(約10人)、ニュージーランド(1人)、グアム(1人)など多くの国の参加がありました。
 ニュージーランドの参加者と

【学会の主な内容】
基調講演では国際的な健康問題となっているうつ病や女性の健康問題についての講演がありました。特にうつ病やそれらに関連するアルコールの問題は先進国に限った問題ではく、発展途上国においても大きな問題となっています。
シンポジウムではモバイルヘルス(mHealth)やセルフマネジメントにおけるソーシャルメディア活用、倦怠感を測定するウェアラブル端末といった、リモート(遠隔)やルーラル(へき地)における看護に活用されるテクノロジーが紹介されました。また、アジアにおける女性の健康について、ガイドラインを活用した実践の報告がなされていました。
ポスターセッションでは地域や医療施設における看護実践に関する報告が多くを占めました。対象も各発達段階に加え、精神保健や母子保健、症状マネジメントおよび看護基礎教育まで幅広い内容となっていました。
また、本学におけるナースプラティクショナー養成プログラムに関しての発表(題名:The Developing primary care Nurse Practitioner Program for Island Nursing in Okinawa)を行いました。

 
ポスターセッションでのディカッションの様子

資料