●Progressive Medical Primary Care Clinic

●Progressive Medical Primary Care Clinic

ハワイ大学(ヒロ校)のAlice Davis 教授が勤務しているクリニックの様子です。

先生は、ご自身のクリニックでファミリーナースプラクティショナーの実践も行いながら、ハワイ大学ヒロ校の教授もされています。

【クリニックの概要】

  • スタッフは、事務員1、医師(1名:週に2回(火・木))、ナースプラクティショナー(1名(アリス教授):週に3回(月・水・金)。
  • クリニックの患者は、成人のみ。精神の患者は診ない。産婦人科系の診察や検査項目、処置の内容は限定対応。
  • 最新のガイドラインと、使い慣れているガイドラインを活用し、不得意な分野は人材ネットワークを活用(婦人科、薬剤処方)。

来院する患者は様々なので、まずは診て、自分が看るかどうかの範囲を決めて仕事をしているそうです。あくまでも断るのではなく、どこにつなぐかという仕事の仕方であり、プライマリケア領域として全てを網羅して対応していらっしゃいました。

島嶼で開業しているNPは、限られた医療資源の中、地域に存在する他の医療職を上手に活用しながら、医療連携して看護を実践していることが理解できました。

クリニックの入り口です。大きな道路に面していて、入りやすくなっています。

クリニックの入り口を入ったところです。

待合室の様子です。

奥には、子どもが遊べるようなスペースもありました。

受付です。今日はお休みなので、電気がついてません。

診察室です。ここでも、電子カルテを使っています。シンプルな処置台と机、コンピューターがある環境から、問診と身体所見からphysical assessmentをして、必要な医療連携をすることが、この地域でのNPのメインの仕事であると感じました。

診察室は2つありました。

処置室&検査室です

活用されているガイドラインを見せていただきました。先生のようなベテランNPでも、日々確認されているそうです。