2019 AAPINA&TWNA Joint International Conference

2019 AAPINA&TWNA Joint International Conference

【学会概要】

16回目のThe Asian American/Pacific Islander Nurses(AAPINA)の総会は、台湾看護協会との合同カンファレンスとして、2019年8月16日〜17日に、台湾の台中市で開催されました。今年のテーマは ”Changes in Nursing Research, Education, and Practice: From Local to Groval” (看護研究、教育、実践の変化:ローカルからグローバルへ)です。

今回の大会参加者は755人、AAPINAと台湾看護協会の学会を合わせると、口演が71題、ポスターが555題と盛況でした。

【学会の様子】

【学会のプログラム】

2019_AAPINA_TWNA_Program-at-a-Glance

【学会の主な内容】

16日の2つの基調講演では 看護研究の健康行動や通信科学への統合というテーマで、米国のNIH(national institute of health)で行われている看護研究のこれからの方向性について講演がありました。近年、健康やヘルスケアの提供を向上させるために、学際的な研究の必要性が増加しており、看護と他の社会科学(心理学、疫学、公衆衛生学、人類学等)、通信技術と協働して行われることが求められているとのことでした。

また、2つ目は、看護師の幸福とレジリエンスー健康で倫理的な職場環境のサポートというテーマで講演が行われ、看護師の働く環境は現在、残念なことにあまり健康的ではなく、看護師が働く環境をより良いものにするために、ICNの看護師の倫理規範や、AACN(American Association of Critical Care Nurses)standards 2016 の6つの基準を推進することなどが話されました。

また、午後の特別講演でも、午前の最初の基調講演と同様に、学際的な研究と通信技術が大切さが講演の中で触れられました。併せて、NIHの看護研究の傾向として、人口の変化、多様性とグローバリゼーションの増加、技術革新、個別性の高いケア、公衆衛生、費用対効果、健康政策の変化と統合、学際的な協働、看護師スタッフの変化 などがキーワードとして挙がっていました。

【学会発表】

AAPINAのポスターセッションは、がん看護、終末期ケア、臨床研究、看護教育とエビデンス、看護スタッフ、地域・公衆衛生看護、先進的な方法を用いた研究で56題が発表されていました。

私たちは、大学院教育で行っているプライマリケア・ナースプラクティショナーの教育の評価について発表しました。

私たちは、大学院教育で行っているプライマリケア・ナースプラクティショナーの教育の評価について発表しました。